ニュージーランドから南半球のラグビーリーグ「スーパーラグビー・パシフィック」に所属している2チーム(チーフス、ブルーズ)が来日して、リーグワンの4チームと試合を行うことが発表されました。「クロスボーダーマッチ(THE CROSS-BORDER RUGBY 2024)」という名称で2024年2月に開催。
2024年からラグビーパシフィックネイションズカップが6か国(日本、カナダ、アメリカ、フィジー、サモア、トンガ)による大会になります。かつてはジュニア・オールブラックスやオーストラリアA代表が参加していましたが、2024年から新方式に。6か国(日本、カナダ、アメリカ、フィジー、サモア、トンガ)が2グループに分かれてリーグ戦を行い、最終的に順位決定トーナメントを行う方式になりました。
パシフィックネイションズに参加する6か国の最近のワールドカップでの成績はこちら。
2023W杯(フランス大会) | 2019W杯(日本大会) | 2015W杯(南ア大会) | 過去3大会通算 | |
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日本 | プール戦敗退(2勝2敗) | ベスト8 | プール戦敗退(3勝1敗) | 9勝3敗 |
カナダ | 予選敗退 | プール戦敗退(3敗1中止) | プール戦敗退(4敗) | 0勝7敗1中止 |
アメリカ | 予選敗退 | プール戦敗退(4敗) | プール戦敗退(4敗) | 0勝8敗 |
フィジー | ベスト8 | プール戦敗退(1勝3敗) | プール戦敗退(1勝3敗) | 4勝8敗 |
サモア | プール戦敗退(1勝3敗) | プール戦敗退(1勝3敗) | プール戦敗退(1勝3敗) | 3勝9敗 |
トンガ | プール戦敗退(1勝3敗) | プール戦敗退(1勝3敗) | プール戦敗退(1勝3敗) | 3勝9敗 |
過去3大会のワールドカップでプール戦を突破し決勝トーナメントに進出(ベスト8)したのは、2023年大会のフィジー代表と2019年大会の日本代表のみ。
過去3大会の通算成績では日本のみが9勝3敗と勝ち越していて、この中では格上となっています。
2023W杯直後(2023年10月29日時点)でのパシフィックネイションズ6か国の世界ランキングはこちら。
10位 | フィジー |
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12位 | 日本 |
15位 | サモア |
16位 | トンガ |
18位 | アメリカ |
23位 | カナダ |
ベスト8に進出したフィジーがパシフィックネイションズ6か国では最上位の世界10位となっています。
日本代表が地力をつける大会としてはいい相手がそろっている印象です。
こうした国には確実に勝てる力をつけて、さらに上位国にチャレンジするのが目指すべき姿でしょう。