ニュージーランドから南半球のラグビーリーグ「スーパーラグビー・パシフィック」に所属している2チーム(チーフス、ブルーズ)が来日して、リーグワンの4チームと試合を行うことが発表されました。「クロスボーダーマッチ(THE CROSS-BORDER RUGBY 2024)」という名称で2024年2月に開催。
ティア1に代わる世界のラグビー強豪国グループとして誕生したのがハイパフォーマンスユニオンです。
構成国はティア1の10か国+日本代表。2019年や2015年のW杯での健闘が認められ日本も入りました。
2023W杯(フランス大会) | 2019W杯(日本大会) | 2015W杯(南ア大会) | |
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ニュージーランド | 準優勝 | 3位 | 優勝 |
オーストラリア | PL敗退(2勝2敗) | ベスト8 | 準優勝 |
南アフリカ | 優勝 | 優勝 | 3位 |
アルゼンチン | 4位 | PL敗退(2勝2敗) | 4位 |
イングランド | 3位 | 準優勝 | PL敗退(2勝2敗) |
アイルランド | ベスト8 | ベスト8 | ベスト8 |
スコットランド | PL敗退(2勝2敗) | PL敗退(2勝2敗) | ベスト8 |
ウェールズ | ベスト8 | 4位 | ベスト8 |
フランス | ベスト8 | ベスト8 | ベスト8 |
イタリア | PL敗退(2勝2敗) | PL敗退(2勝1敗) | PL敗退(2勝2敗) |
日本 | PL敗退(2勝2敗) | ベスト8 | PL敗退(3勝1敗) |
ハイパフォーマンスユニオンの中ではイタリアだけが直近3大会で決勝トーナメント(ベスト8)進出がなく、日本はスコットランドと同じく、過去3大会で1回、決勝トーナメント(ベスト8)に進出しています。
直近3大会でハイパフォーマンスユニオン以外の国が決勝トーナメント(ベスト8)に進出したのは、2023年大会のフィジーのみ。
ハイパフォーマンスユニオン11か国のうち日本を除く10か国は北半球と南半球でそれぞれ対抗戦を行っています。北半球が6か国対抗(シックスネーションズ)で、南半球が4か国対抗(ザ・ラグビーチャンピオンシップ)です。
それぞれの、最近(過去3年)の成績はこうなっています。
2023年(勝−敗) | 2022年(勝−敗) | 2021年(勝−敗) | |
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イングランド | 4位(2−3) | 3位(2−3) | 5位(2−3) |
アイルランド | 優勝(5−0) | 2位(4−1) | 3位(3−2) |
スコットランド | 3位(3−2) | 4位(2−3) | 4位(3−2) |
ウェールズ | 5位(1−4) | 5位(1−4) | 優勝(4−1) |
フランス | 2位(4−1) | 優勝(5−0) | 2位(3−2) |
イタリア | 6位(0−5) | 6位(1−4) | 6位(0−5) |
ここ3年は毎年、優勝チームが変わっていますが、フランス、アイルランドが安定した成績を残しています。
2023年(勝−敗) | 2022年(勝−敗) | 2021年(勝−敗) | |
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ニュージーランド | 優勝(3−0) | 優勝(4−2) | 優勝(5−1) |
オーストラリア | 4位(0−3) | 3位(2−4) | 2位(4−2) |
南アフリカ | 2位(2−1) | 2位(4−2) | 3位(3−3) |
アルゼンチン | 3位(1−2) | 4位(2−4) | 4位(0−6) |
こちらはニュージーランド強し。オーストラリアの成績が下降しているのに対し、アルゼンチンが上昇しています。
2023年ワールドカップ前後でのハイパフォーマンスユニオン11か国の世界ランキングはこちら
2023W杯前(9/3) | 2023W杯後(10/29) | |
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南アフリカ | 2位 | 1位 |
ニュージーランド | 4位 | 2位 |
アイルランド | 1位 | 3位 |
フランス | 3位 | 4位 |
イングランド | 8位 | 5位 |
スコットランド | 5位 | 6位 |
アルゼンチン | 6位 | 7位 |
ウェールズ | 10位 | 8位 |
オーストラリア | 9位 | 9位 |
イタリア | 13位 | 11位 |
日本 | 14位 | 12位 |
ラグビーW杯2023の開催期間は、2023/9/8〜10/28
ハイパフォーマンスユニオン以外の国では、2023W杯前(9/3)では、フィジー7位、ジョージア11位、サモア12位。2023W杯後(10/29)はフィジー10位となっています。