2022年1月7日開幕「リーグワン」のしくみ
国内ラグビーの新リーグ「リーグワン」が2022年1月に開幕しました。
ラグビーW杯日本大会(2019年)後に紆余曲折あったのですが、試合形式などが決定。
「ディビジョン」とか「カンファレンス」とか知らないと混乱してしまいそうな用語がいくつかあります。カンタンにまとめたのでリーグワンの仕組みを知りたい方はチェックしてみてください。
3部制リーグでディビジョン1(DIVISION1)が最強リーグ
リーグワンは、DIVISION1〜3までの3部制を採用しています。
最も強いのがDIVISION1。Jリーグで言うJ1みないなものですね。
それぞれのディビジョンはチーム数が決まっていて、DIVISION1は12チーム、DIVISION2とDIVISION3はそれぞれ6チームずつ。このディビジョンは毎年、入れ替え戦が行われます。
DIVISION1が最もチーム数が多いんですね。一般的には、上位クラスのほうが数が少ないイメージがあるかもしれませんがリーグワンはちがいます。
カンファレンス「A・B」はプロ野球「セ・パ」みたいなもの
もっともチーム数が多いDIVISION1にあるのがカンファレンス(Conference)というグループ。これが紛らわしい。Conference AとConference Bがあります。
「A」と「B」だと「A」のほうが「上」のイメージがありますが、Conference A/Bに上位下位の概念はありません。プロ野球の「セ・リーグ」「パ・リーグ」のようなものです。
同じカンファレンス内のチームとのほうが年間の試合数が多くなります。
これがカンファレンスのちがいです。
12チームによるリーグ戦→上位4チームによるプレーオフトーナメント
リーグワンの試合形式(年間スケジュール)では、12チームによるリーグ戦を行った後で、上位4チームによるプレーオフトーナメントを行います。
12チームによるリーグ戦では、同じカンファレンス内のチームとはホーム&アウェーで1試合ずつ計2試合。別カンファレンスのチームとは1試合のみ。
なので、リーズ戦は1チームあたり16試合戦うことになります。
(同カンファレンス5チーム×2試合、別カンファレンス6チーム×1試合)
このリーグ戦での上位4チームがシーズン最後のプレーオフトーナメントに進出します。
リーグワン(DIVISION1)の2022年シーズン予定
リーグ戦(1チームあたり16試合)
1月 7日〜2月 6日 | 同一カンファレンス内の試合 |
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2月19日〜3月27日 | 別カンファレンスとの試合(交流戦) |
4月 9日〜5月 8日 | 同一カンファレンス内の試合 |
プレーオフトーナメント
5月下旬〜 | リーグ戦上位4チームによるトーナメント |
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2022年DIVISION1のチーム
Conference A
チーム名 | ホストエリア |
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NECグリーンロケッツ東葛 | 千葉県我孫子市、柏市、松戸市、流山市、野田市、鎌ヶ谷市、印西市、白井市 |
シャイニングアークス東京ベイ浦安(※1) | 千葉県浦安市および周辺地域(調整中)、【宮城県仙台市】 |
NTTドコモレッドハリケーンズ大阪 | 大阪府大阪市 |
クボタスピアーズ船橋・東京ベイ | 東京都江戸川区、中央区、千葉県市川市、船橋市、千葉市、市原市、成田市 |
コベルコ神戸スティーラーズ | 神戸市 |
埼玉パナソニックワイルドナイツ | 埼玉県 |
※1…正式名称は「NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安」
ホストエリアの【】内はセカンダリーホスト
Conference B
チーム名 | ホストエリア |
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静岡ブルーレヴズ | 静岡県 |
東京サントリーサンゴリアス | 東京都、港区、府中市、調布市、三鷹市 |
東芝ブレイブルーパス東京 | 東京都、府中市、調布市、三鷹市 |
トヨタヴェルブリッツ | 愛知県豊田市、名古屋市、みよし市 |
横浜キヤノンイーグルス | 神奈川県横浜市、【大分県】 |
リコーブラックラムズ東京 | 東京都、世田谷区 |
ホストエリアの【】内はセカンダリーホスト