初心者向けにラグビーのルールを簡単に解説しています。ラグビーはルールがわかりにくいと思われがちですが、そんなことはありません。細かいことまで覚えようとするからむずかしく感じてしまうのです。ここでは見て楽しむ分に必要な最低限のルールだけ説明しています。
ラグビーのルールの中で、まずは基本となる得点方法を説明します。
ラグビーの得点方法は全部で4種類。
ラグビーのグランドには、22mライン、10mラインなどいくつか線が引いてあります。
それぞれの意味を説明してますので参考にしてみてください。
ラグビーのなかで特徴的なプレーのひとつがスクラムですよね。一般用語としても「スクラムを組んで一緒に頑張りましょう」みたいに使われることもあるぐらい。
ただ、ルールについてイマイチわからないところもあるかと思います。
そこでスクラム関連のルールについて簡単にまとめてみました。
ラグビーを見慣れていない人にとってスクラムは意味不明なものかもしれません。試合中に敵味方が集まって、急にあんな恰好になるなんて、ほかのスポーツではないですよね。スクラムはラグビーの試合再開方法のひとつなんです。ラグビーでは、グランドからボールが出なくても、プレーが続けられない状況になるときがあります。このときの再開方法がスクラムです。また、軽い反則があったときの再開方法もスクラムです。詳しくは上の記事で紹介しているのでご覧ください。
ここではラインアウトに関するルールについてまとめました。
両チームのプレーヤーが一列に並んでるところに、ボールを投げ入れるのがラインアウト。
ボールがタッチライン(グランドの横のライン)から外に出たときのゲームの再開方法です。
ラグビーの反則の中で試合の中で出ることが多いのがノッコンとスローフォワード。
『ピッ、ノッコン、帝京ボール、スクラム』という中川家礼二さんのネタでも有名ですよね。
ちなみに、ノッコンは正確に表記すると「ノックオン」ですが、一般的に言われるノッコンでこのページでは統一しています。
ラグビーの密集状態の中で起きる反則で多いのはノットリリースとオーバーザトップです。
どちらも重い反則で相手チームにペナルティキックが与えられます。
ラグビーのフィールドにある線の中で戦術的に大きな意味を持つのが22mラインです。
ダイレクトキックやフェアキャッチなどとも関係してきます。
そこで、22mラインに関連したルールをまとめました。
ラグビーのルールでややこしいことのひとつが「オフサイド」です。
オフサイドだけでもいくつかの種類があり、ちょっと複雑です。
ただ、このオフサイドがわかるようになるとラグビー観戦がより面白くなります。
そこで、今回はラインオフサイドについて解説します。
2021年8月1日以降の試合で適用されている新ルール「50:22」のポイントをまとめました。「50:22」の読み方は、「ごじゅう、にじゅうに」や「フィフティ、トウェンティーツー」です。
英語でいうときは「フィフティーン」のほうが言い慣れていて間違えてしまいそうですが、それだと「15」でちがう意味になっちゃいます。
インゴールにおいてボールがヘルドアップとなった場合、インゴールにいる攻撃側のプレーヤーによるノックオンがあった、または、攻撃側のキックをディフェンダーが自陣のインゴール内でグラウンディングしたこととなり、ゴールラインに沿った任意の地点からのゴールラインドロップアウトでプレーを再開する。(国際競技連盟「WORLD RUGBY」サイトでの説明)
上の文章がゴールラインドロップアウトについての説明です。
初心者にとっては、むずかしい(意味不明)ですよね。順番に解説します。
チコちゃん風に考えてみました。
まずは、街の人のご意見から。
えっ、なんでって…、そういうスポーツだからじゃない?
庶民にはルールがわからないようにわざと複雑にしたって聞いたことがあるような…。
それ、テニスじゃない?
ラグビー観戦を楽しむためのルール解説本です。
クイズ形式でラグビーのルールを紹介し、そのルールに関連する試合での見どころも紹介しています。
ラグビーにはルールを知らなくても楽しめるプレーがたくさんあります。相手を倒すタックル。力と力のぶつかり合いのスクラム。ステップで相手をかわすランニング。何人もがパスをつないで生まれたトライ。理屈なしで手に汗握り、興奮して声が出てしまう。それがラグビーの持つ魅力なんですよね。ただ、ルールを知るともっと面白くなります。本書でいくつか紹介していますので、ぜひラグビーの魅力にハマってみてください。
新ルール「50:22」「ゴールラインドロップアウト」についても取り上げています。