
7月15日に行われた日本代表とオールブラックスXV(フィフティーン)の結果は、27-41(前半13-29、後半14-12)でした。日本代表は敗れたものの前半1トライ、後半2トライと通用する部分もありました。
W杯まであと2カ月。
チームとしての仕上げに期待しましょう。
7月8日に行われたジャパンXV(フィフティーン) 対 オールブラックスXV(フィフティーン)は、6-38(前半6-11、後半0-27)で敗れました。
No | 名前 | 所属チーム | キャップ数 | 年齢 |
---|---|---|---|---|
1 | クレイグ・ミラー | 埼玉パナソニックワイルドナイツ | 9 | 32 |
2 | 堀越 康介 | 東京サントリーサンゴリアス | 7 | 28 |
3 | 垣永 真之介 | 東京サントリーサンゴリアス | 11 | 31 |
4 | ジェームス・ムーア | 浦安D-Rocks | 13 | 30 |
5 | アマト・ファカタヴァ | リコーブラックラムズ東京 | 0 | 28 |
6 | リーチ マイケル | 東芝ブレイブルーパス東京 | 78 | 34 |
7 | 福井 翔大 | 埼玉パナソニックワイルドナイツ | 0 | 23 |
8 | ファウルア・マキシ | クボタスピアーズ船橋・東京ベイ | 5 | 26 |
9 | 齋藤 直人 | 東京サントリーサンゴリアス | 11 | 25 |
10 | 松田 力也 | 埼玉パナソニックワイルドナイツ | 29 | 29 |
11 | セミシ・マシレワ | 花園近鉄ライナーズ | 2 | 31 |
12 | 中野 将伍 | 東京サントリーサンゴリアス | 6 | 26 |
13 | ディラン・ライリー | 埼玉パナソニックワイルドナイツ | 10 | 26 |
14 | ジョネ・ナイカブラ | 東芝ブレイブルーパス東京 | 0 | 29 |
15 | 松島 幸太朗 | 東京サントリーサンゴリアス | 47 | 30 |
16 | 堀江 翔太 | 埼玉パナソニックワイルドナイツ | 68 | 37 |
17 | シオネ・ハラシリ | 横浜キヤノンイーグルス | 0 | 23 |
18 | 具智元 | コベルコ神戸スティーラーズ | 21 | 28 |
29 | ジャック・コーネルセン | 埼玉パナソニックワイルドナイツ | 12 | 28 |
20 | 姫野 和樹 | トヨタヴェルブリッツ | 25 | 28 |
21 | 流 大 | 東京サントリーサンゴリアス | 30 | 30 |
22 | 小倉 順平 | 横浜キヤノンイーグルス | 4 | 30 |
23 | 長田 智希 | 埼玉パナソニックワイルドナイツ | 0 | 23 |
ワールドカップ前の日本代表の強化試合として、オールブラックスXV(フィフティーン)戦が2試合組まれました。
7月 8日(土)17:00 | ジャパンXV(フィフティーン) 対 オールブラックスXV(フィフティーン) | 秩父宮 |
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7月15日(土)18:05 | 日本代表 vs オールブラックスXV(フィフティーン) | 熊本 |
第1戦は日本も日本代表ではなくジャパンXV(フィフティーン)で戦います。
試合開始は2試合とも夕方(17:00、18:05)ですが、蒸し暑さの残る時間帯です。日本独特の気候に慣れていないオールブラックスXVにとっては、厳しい環境。日本にとっては有利に働きますね。
オールブラックスXV(フィフティーン)というのは、ニュージーランド代表(オールブラックス)に次ぐ位置づけのチームで、正代表の選手+正代表にけが人などが出たときに補充される選手で構成されます。「なんとかフィフティーン」というのは、ラグビーのチームにある名称で、ほかのスポーツで言うといわゆる2軍というわけではなく、1.5軍(ほぼ1軍)というメンバーで構成されるチームです。
1989年5月28日に日本代表(宿沢ジャパン)が強豪国から金星を挙げた試合として語られているスコットランド代表戦も正確にはスコットランドVX(フィフティーン)が相手でした。
世界ランキング1位=ニュージーランド代表という時代が長く続いていましたが、最近はそうでもありません。最新の世界ランキング(2023年7月2日時点)では、ニュージーランド代表は3位です(1位アイルランド、2位フランス)。日本代表は10位なので差があるのは間違いありませんが、絶対に届かないという差ではなくなっています。
日本代表は昨年(2022年)10月に国立競技場で、ニュージーランド代表(オールブラックス)とテストマッチを行っていて、このときは31-38(前半17-21、後半14-17)で惜しくも敗れています。トライ数も日本4対ニュージーランド5と大善戦。いかに大善戦だったかは、過去の対戦成績を見ればわかります。
1995年 6月 | ●17-145 | ラグビーワールドカップ(南ア大会) |
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2011年 9月 | ●7-83 | ラグビーワールドカップ(NZ大会) |
2013年11月 | ●6-54 | リポビタンDチャレンジカップ |
2018年11月 | ●31-69 | リポビタンDチャレンジカップ |
オールドファンなら記憶に残っていると思いますが、日本代表はオールブラックスにW杯で145点取られたことがあります。あれが1995年。いまから28年前なので、現日本代表メンバーの中には、まだ生まれてない選手もいる時代です。
当時は一生勝てないと思いましたが、ここまできましたね。
1トライ差の31-38ですよ。
今回はオールブラックスXV(フィフティーン)戦ですが、正代表に準じるメンバー構成です。
日本代表の戦いぶりに注目しましょう。
オールブラックスXV(フィフティーン)のメンバーが発表されました。キャップホルダーも含まれています。
ポジション | 選手名 | キャップ数 | 年齢 |
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FL/NO8 | アキラ・イオアネ | 21 | 28歳 |
SH | ブラッド・ウェバー | 18 | 32歳 |
CTB | ジャック・グッドヒュー | 18 | 27歳 |
HO | アサフォ・アウムア | 6 | 26歳 |
SO | スティーヴン・ペロフェタ | 3 | 26歳 |
FL/NO8 | ピタ・ガス・ソワクラ | 2 | 28歳 |
PR | エイダン・ロス | 1 | 27歳 |
SO | ブレット・キャメロン | 1 | 26歳 |
ブレット・キャメロンは2022年に日本の釜石シーウェイブスRFCでプレーした選手です(現在はスーパーラグビーのハリケーンズに所属)。