ラグビーのルールはこれだけ知れば楽しんで見られる「ラグビーはルールが難しい」とよく言われます。テレビ中継でも「今日は初心者の方向けにルールについても分かりやすく説明していきます」なんてことを耳にすることがあります。が、説明されてもイマイチなことありませんか?あるいは多すぎて覚えられかったり。そもそも、ラグビーを見て楽しむ分にはルールなんて最低限こととだけ知ってれば十分です。ルールはレフリーが知ってればOK誤解を恐れずに言うと、ルールを知らないでプレーしてる選手だっています。さすがに、日本代表にはいませんが、大学レベルや社会人レベルにはいます。それでも問題なし。ラグビーのルールを完ぺきに知らなければいけないのはレフリーだけ。見て楽しむ、応援する分には次のことだけ知ってれば十分に楽しめます。ラグビーを楽しんで見るために最低限知っておきたいルールラグビーを見て楽しむために知っておきたいルールはこれだけ。(ア)相手のゴール内にボールをつけたらトライで5点(イ)相手反則で得たペナルティーでキックが成功すれば3点(ウ)ボールがフィールドから出たら出したチームと反対側が投げ入れる(エ)ボールを前にパスしてはいけない(オ)プレーできない状態になったらスクラムから再開細かいことは他にもたくさんありますがこれだけで十分です。「ラグビーのルールが難しい、分からない」と思う人は、人が集まってごちゃごちゃしてたら、レフリーが笛を吹いた。何で吹いたのか分からないということだと思います。ごちゃごちゃしてるのがモールやラックと呼ばれるプレーヤーが集まってごちゃごちゃしてる状態をモールやラックといいます。ボールを選手が持っていればモール。ボールが地面にあればラックです。モール、ラックなんて用語を覚える必要はありません。タックルされて倒されたプレーヤーはボールを離さなければならない。これがラック。相手につかまっても倒れないで味方が来るのを待てばモールになります。う〜ん、こうゆう説明がルールが難しいと思われるのかもしれません。ここで重要なのは(オ)プレーできない状態になったらスクラムから再開ごちゃごちゃしてる状態で、ボールが出てこないと思ったら、スクラムで再開するのがラグビーです。スクラム以外で再開する場合は、どちらかに反則があったときです。どんな反則があったかはレフリーに任せておけばいいのです。前に進まなければならないのに、前にパスできないのが魅力ラグビーを面白くしてくれてるルールはコレ。(エ)ボールを前にパスしてはいけないトライを取るためには敵のゴールにボールをグランディング(地面につける)しなければなりません。そのためには前に進む必要があるのですが、パスが前にできません。スローフォワードという反則です。「遅い」のスローではなく、「投げる」のスローです。前に進むためにパスするのに、パスした時点では後ろに下がることになります。なのに、なんでパスをするのか?それはパスしたところには前に出られるスペースがあると判断したからです。その判断は正しかったのか?そうやって見ると面白く見られます。ルールはレフリーに任せて見ることを楽しむルールの説明は、やはり長くなってしまいましたが、全部知る必要はありません。レフリーが笛を吹いたら、何か反則があったかプレーできない状態になったと思えばOKです。ルールなんて知らなくても面白くみられるのがラグビーです。