
「ラグビーはルールが難しい」とよく言われます。
テレビ中継でも「今日は初心者の方向けにルールについても分かりやすく説明していきます」なんてことを耳にすることがあります。が、説明されてもイマイチなことありませんか?
あるいは多すぎて覚えられかったり。
そもそも、ラグビーを見て楽しむ分にはルールなんて最低限こととだけ知ってれば十分です。
誤解を恐れずに言うと、ルールを知らないでプレーしてる選手だっています。
さすがに、日本代表にはいませんが、大学レベルや社会人レベルにはいます。
それでも問題なし。
ラグビーのルールを完ぺきに知らなければいけないのはレフリーだけ。
見て楽しむ、応援する分には次のことだけ知ってれば十分に楽しめます。
ラグビーを見て楽しむために知っておきたいルールはこれだけ。
細かいことは他にもたくさんありますがこれだけで十分です。
「ラグビーのルールが難しい、分からない」と思う人は、人が集まってごちゃごちゃしてたら、レフリーが笛を吹いた。何で吹いたのか分からないということだと思います。
プレーヤーが集まってごちゃごちゃしてる状態をモールやラックといいます。
ボールを選手が持っていればモール。ボールが地面にあればラックです。
モール、ラックなんて用語を覚える必要はありません。
タックルされて倒されたプレーヤーはボールを離さなければならない。これがラック。
相手につかまっても倒れないで味方が来るのを待てばモールになります。
う〜ん、こうゆう説明がルールが難しいと思われるのかもしれません。ここで重要なのは
ごちゃごちゃしてる状態で、ボールが出てこないと思ったら、スクラムで再開するのがラグビーです。スクラム以外で再開する場合は、どちらかに反則があったときです。
どんな反則があったかはレフリーに任せておけばいいのです。
ラグビーを面白くしてくれてるルールはコレ。
トライを取るためには敵のゴールにボールをグランディング(地面につける)しなければなりません。そのためには前に進む必要があるのですが、パスが前にできません。
スローフォワードという反則です。
「遅い」のスローではなく、「投げる」のスローです。
前に進むためにパスするのに、パスした時点では後ろに下がることになります。
なのに、なんでパスをするのか?
それはパスしたところには前に出られるスペースがあると判断したからです。
その判断は正しかったのか?そうやって見ると面白く見られます。
ルールの説明は、やはり長くなってしまいましたが、全部知る必要はありません。
レフリーが笛を吹いたら、何か反則があったかプレーできない状態になったと思えばOKです。
ルールなんて知らなくても面白くみられるのがラグビーです。