ラグビードラマNo.1「スクール ウォーズ」の魅力はここ

ラグビードラマNo.1「スクール ウォーズ」の魅力はここ

ラグビードラマNo.1「スクール ウォーズ」の魅力

ラグビーを取り扱ったドラマといえば「スクール ウォーズ」です。

 

なんとなく日常を過ごしてしまっていて、熱い気持ちを呼び起こしたいなというとき。
スクール・ウォーズ」を見てきました。

  • 仕事の悩みがつきなかった20代。
  • すべてが退屈に思えてきた30代。
  • 人生に行き詰まりを感じた40代。

スクール・ウォーズを見ると、10代の頃の熱い気持ちがよみがえってくるんですよね。
いいんですよね、このドラマ。

 

 

スクール・ウォーズの魅力「ヒーロー」と「ナレーション」

スクール・ウォーズを魅力的なものにしてるのが、主題歌のヒーローと冒頭のナレーション。
これほどドラマにマッチした主題歌とナレーションは他にありません。

 

まずは、冒頭のナレーション

この物語は、ある学園の荒廃に闘いを挑んだ熱血教師たちの記録である。高校ラグビー界において全く無名の弱体チームが、荒廃の中から健全な精神を培い、わずか数年で全国優勝を成し遂げた軌跡を通じて、その原動力となった信頼と愛を、余すところなくドラマ化したものである。

いいですね〜、このナレーションを聴いただけでこみあげてくるものがあります。

 

原作はノンフィクションの『落ちこぼれ軍団の奇跡(馬場信浩著)』。
ノンフィクションってことは実話に基づいているんですね。

 

主人公の滝沢賢治先生のモデルは山口良治さん。
元日本代表で京都市立伏見工業高等学校ラグビー部の監督だった人物です。

 

というわけで、京都府の伏見工業高校が川浜高校のモデル。ドラマの後半でキャプテンとして出てくる「平山くん」のモデルは元日本代表監督の故平尾誠司さんです。

 

そして、主題歌のヒーロー

 

イントロの段階で胸が熱くなり、♪愛は奇跡を〜の段階で早くも興奮のピークに。
そのピークがいつまでも続いていく。いつ聞いても、そうなんですよね。

 

聞いているうちに、ドラマのオープニング映像が頭によみがえります。

  • 学校の窓ガラスが割られ、廊下をバイクで走る。
  • 女子生徒のスカートが、頭までめくり上げられる。
  • 本屋で持ってきた鞄に本を投げ入れ、駆け寄った店員を殴り飛ばす。

いやぁ〜、スクールウォーズの世界観ですね〜。

 

オープニングだけじゃありません。
ドラマの中の象徴的なシーンもよみがえってきます。

  • イソップが歯を食いしばって懸垂に挑戦してるシーン
  • 滝沢先生の家で水原がウイスキーを飲んでいるシーン
  • バスの後部座席で大木がおにぎりを食べているシーン

思い出しますね。
個人的に好きなのは、元校長が滝沢先生に工事現場で板の上を渡らせるシーンです。

元校長が滝沢先生に、近くに転がっている板の上を端から端まで歩いてみろと言います。
数メートルほどの板を簡単に歩ききってしまう滝沢。

 

「カンタンだよね。」
「じゃあ、その板が断崖絶壁にかかっていたとしたらどうだろ?」
と、問いかける元校長。

 

『えっ…』と滝沢。

 

「そうだよね、さすがの君でも躊躇するよね。」
「どうしてだろう。同じ幅、同じ長さの板なのに?」

 

と言って、元校長が続けます。

 

「板の上をカンタンに歩けたのは、地面に支えられているから。ただ、普段は地面のことなんて意識しないよね。君だって、そうだったんじゃないかな?」

 

滝沢先生がどんな悩みを相談にいったのか、これでナニが解決したのかを忘れてしまっているのですが、すごく印象深く覚えているシーンです。

 

こうした断片的ながら記憶に残るシーンが多いのがスクールウォーズなんですよね。
最初から最後まで見なくても、熱い気持ちがよみがえってくるシーンがある。

 

さすが、スクールウォーズです。

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