ニュージーランドから南半球のラグビーリーグ「スーパーラグビー・パシフィック」に所属している2チーム(チーフス、ブルーズ)が来日して、リーグワンの4チームと試合を行うことが発表されました。「クロスボーダーマッチ(THE CROSS-BORDER RUGBY 2024)」という名称で2024年2月に開催。
練りに練ったラグビーの戦術は「詰将棋のよう」と言われます。
実はラグビーと将棋には共通点が多いんですね。
特徴の違う選手(駒)が一体となって敵陣を目指す。
ラグビーは、足の速い選手、フィジカルの強い選手、ボール裁きの達人など違ったスキル・強みを持った選手がひとつのチームにいます。
将棋も歩、香車、桂馬、銀、金、角、飛車と動きの違う駒がそろってます。
ここを突くと相手がこう来るから、そこでこうする。
それぞれの役割を果たしながら攻め込む姿は芸術的でもあります。
また、将棋は「負けました」ということで対局が終わります。
敗者は潔く負けを認め、勝者も感想戦では謙虚であり続けます。
ラグビーのノーサイドと似てますよね。
相手をリスペクト(尊敬)する気持ちを持つこともラグビーと将棋の共通点。
さらに、ラグビーW杯での日本代表の快進撃。
格上の相手を次々と撃破し、その内容も称賛されました。
将棋で言えば、藤井聡太七段の快進撃に似てませんか。前回W杯での南アフリカに対するジャイアントキリングは、藤井五段が朝日杯で羽生竜王に勝利した姿と重なります。
今大会の日本代表は決勝トーナメントで南アフリカに敗戦。本気のティア1に負けてしまった姿は、警戒されたことで本気のA級棋士に対策を練られた藤井聡太七段を思い起こさせます。
日本代表も藤井聡太七段も成長過程。
まだまだ強くなっていくところを見られるのが楽しみだと思いましょう。
ラグビーと将棋。
どちらも日本中を巻き込むブームを起こしました。
ただ、ブームで終わってしまうのはもったいない。
もっと、その魅力にハマってみてください。
そんな記事をアップしています。